Kicking balls on the globe
Year: 2013-
Material: Tin, log, stone, leaf, lashing belt, cracked iphone(video: 10’54”), speaker
Dimensions: Variable
(Installation dimensions: H120×W150×D140cm)
Location: The Museum of Modern Art Gunma, The 12th Gunma Biennale for Young Artists 2015

制作プロセスの映像と鋳物の彫刻、そして、制作中にみつけた様々な自然物を交えてひとかたまりの風景として構成した作品。鋳物のサッカーボールをつくり、そのボールを蹴りながら山を越えました。大きさはずいぶん違いますが、ボールと地球はどちらも「球体」です。つまりここでは、球同士の衝突によりお互いに変化が生じています。ボールを蹴り進めていくと、その形は凹み、歪んで割れ、欠けていきます。さらに推し進めていくと、最終的には細かい粒子になるでしょう。形あるものがいつかは消滅する運命にあるとしても、僕たちは何かを作り続けてきたし、これからも作り続けていく。その過程には、偶然が大きく横たわっています。ボールの変化はわかりやすく、地球の変化はわかりにくい。ですが、ボールと同様に地球も変化の途上にあります。すべての人々の活動と偶然は、大なり小なり地球を変化させてきました。僕には、そうした営みの総体が地球を彫刻しているように思えるのです。

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